ネットワークビジネス・マルチ商法で成功できない人の9の特徴

ネットワークビジネス
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ネットワークビジネスとかいうマルチ商法の話。人の夢を食い物にして私利私欲を満たす奴らや、あるいは本気で成功できると信じて消耗しているような、そんな魑魅魍魎が蠢く業界がネットワークビジネスです。

わたしもね、いろいろなことに取り組んできた身なので、ネットワークビジネスともそれなりに関わりがありました。まぁいい意味でも悪い意味でもね。

ということでこんにちは、あぽかる(@apokaru)です。

なんやかんやでネットワークビジネス業界とか関わってきた自分が感じた、ネットワークビジネスで成功できない人の9の特徴。ちょっとネットワークビジネス9つの嘘とかけてますけど。

この特徴、ひとつでも当てはまったらアウトです。一つだよ?8個は当てはまらなくても一個だけでダメだからね、だーめー。

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なぜあなたは成功できないか、成功できない人の9の特徴

何事もそうですけど、頑張ったからって成功できるわけじゃない。それって例えば運だったりとか、自分でもどうにもならない要素も間違いなく影響している。

とはいえね、根本的にやり方が間違ってたらどうしようもないってわけです。ネットワークビジネスにハマっちゃってるあなたへ、その道の厳しさを少しでも伝えれられたのなら、わたしとしても本望であります。

特徴①ネットワークビジネスで成功したい!という思考になっちゃってる

ネットワークビジネスあるある。手段のはずであったネットワークビジネスで収入を得るということが、気付いたら手段から目的になっちゃってる。

所詮手段よ、手段。お金だって手段だし、ネットワークビジネスで上の方のタイトルを獲るのだって、その先にやりたいことがあってこそでしょ?

でもそうじゃない人が多いんだよなあ。だからずっと抜けだせずにズルズル続けて、収入を得るどころかわけのわからん出費ばっかかさんでいく。

そんでもって出来上がるのは立派な信者さんだ。せいぜい一生できない成功に貢いで、上位会員と主催企業の懐を売るわせてもらえればと思う。

ある種のマインドコントロール。気づかないような方向へ思考が流れていくから、このビジネスで成功したい!って考えになっちゃうんだろうね。

特徴②アップライン、タイトル保持者の言うことを鵜呑みにしちゃってる

アップラインや勧誘者がよく言うのが、スキマ時間でできるだとか誰でも成功できるだとかそういう言葉。できるわけねーじゃん?

ちょっと考えればわかると思うんだけど、例えば自分のほしい収入から逆算して、どれくらいの売上を上げないといけないだとか、どれくらいのグループを作らないといけないだとか。

そういうのを考えればとてもじゃないけどスキマ時間でできるもんじゃないし、誰でも成功なんてできるわかないじゃんってわかるはず。

一本に絞って、それ以外のモノをなげうつ覚悟をしたうえでそれでも成功できないのがネットワークビジネスですよ。

少なくともアップラインに言われるがままにセミナー参加とかしているようじゃあ成功なんて絶対できない。あんなん、上位者のただの小遣い稼ぎだからね。

何回も同じ話聴いて、それを毎度メモして。そんなことばっかやってるから成功できねーってわかんねーのかな?

アップラインが成功したかったらセミナーには参加しろなんていうのは、どう考えたってポジショントークに過ぎないわけ。

自分もこうしてきたんだからお前たちもこうするべきだ、なんてのはまぁたしかにそれで業界回ってるところあるからね。商品購入代金だけじゃなくって、そういうところからもダウンからお金を巻き上げる仕組みが構築されているってわけ。

アップラインの発言は基本的にその人自身か、あるいは業界にとって都合のいい話しかしないよ。それを鵜呑みにするってのがどれだけ危険かってのはしっかり覚えておいたほうがいい。

特徴③公式発表以外の情報を信用しちゃってる

若干上のとかぶるんだけど。よく言うんだよ、例えばこの会社の製品は原価率が高いから商品の質にこだわっているだとか、広告費の代わりに会員に報酬を払ってるだとか、なんか公式に発表されていること以上のことを平気で言う奴らが多すぎる。

原価率なんてぶっちゃけ多ければ製品の質が良くなるわけでもないし。広告費においても、例えばアムウェイなんかはテレビCMもやってるし、いろいろなイベントのスポンサーやったりして広告費を結構かけてる。そのうえで会員に報酬を払ってるんだから、むしろ一般的な企業よりよっぽど広告費に費やしている気がする。

つーか、特に多くのネットワークビジネス企業は財務を公開していないんだからそもそもソースがないことを言うこと自体問題があるよね。

ほかにも、日本では薬事法の都合で言えないんだけどこの商品には実はこんな効果がある、みたいなやつ。法律で禁止されてる時点でそれを宣伝の言葉として使ったらアウトだし、ホントかどうかはまったく問題じゃない。

実は~じゃねぇんだよな、アホちゃうかっていう。

基本的に公式で言われていること以外のことは宣伝に使っちゃいけないし、使うことで法律に抵触する可能性がある。さらには、公式ででている情報すらろくに把握していない場合もある。もはやなにがなんだか。

特徴④心の底では簡単だと思っちゃってる

大概のネットワークビジネスやってるやつらがよく言うんだけど、簡単に成功できるわけじゃない、でもだからこそやりがいがある、みたいなこと。あるいは、努力が正当に評価されるまっとうなビジネス、みたいなこととか。

まぁなんだっていいんだけど、でもどれだけ難しいことなのか本当の意味で理解してるんかなっていう。

たとえば、アムウェイなんかは結構詳細なデータを公表していて、それらはまぁ信用してもいいんだと思うんだけど。

アムウェイのビジネス会員は現在70万人弱。いや、めっちゃ多いんだけどね、でもこれってそれだけってことだからね。

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んで、そのうちビジネス活動を行っていると思われるのが20万人程度。まぁ普通に買い物しているだけでボーナスをもらっている可能性もあるんだけど、とりあえずざっくり。

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その20万人のうち、年間で400万円以上のボーナスを得ている人間が3500組。1000万円クラスで300組。

アムウェイ的にはダイアモンドってタイトル以上が一応成功の基準らしいけど、そこに達しているのが172組。

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20万人中172組しか成功できていないって考えるととんでもなく狭き門なのがわかると思うんだけど、たぶんほとんどの会員がこれを理解していない。

みんな程度の差はあれ、たぶん本気で取り組んでるんだよ。それでも結果はこんななの。

こんな数字ができているのに、それでも成功できるって考えられるのはどういう思考回路なのかなって思う。ついでに、公式ででているこの数字すら知らないって会員はもうどうしようもないと思う。それくらい大前提の知識だと思うんだけどね。

ちなみにかの東大は12000人が受験して3000人がだいたい合格する。ただ、この場合は少なくとも受験出来るだけのレベルにある人間が受けているという前提がある。

なんの能力もないような、ビジネス素人が取り組んで20万人の中から200人弱の中にはいろうなんてのは、よっぽど簡単だと思って舐めてるってことだと思うよ。

だから、大抵の会員は口では簡単じゃないなんていいながら、心の底ではぶっちゃけ舐めてる。なんだかんだで続けていればそのうち成功できるでしょ、ぐらいに思ってんだわな。

特徴⑤商品が良いから売れると思っちゃってる

これもよく聞く。商品がいいから、紹介すれば放っておいても売れるみたいな。

なわけねーじゃん。売れないから宣伝するんでしょ?ディストリビューターってのを使ってさ。

いい商品が売れるって言うなら、そもそもディストリビューターすらいらないわけ。でもそうじゃないから、お前らの仕事は存在してるんだよっていうね。

もう矛盾しまくりなわけよ。もうちょっと考えてものいいなよっていう。ちなみに商品の質がほんとにいいのかも疑問。だってそもそも研究開発費だとかだってさ、宣伝に金かけまくってるのはわかってるんだからそんなに多くかけられているわけじゃないってのはもうわかってるじゃん?

多くのネットワークビジネスの商品の実態は、市販の商品と同レベルか、あるいはもしかしたら低いかもしれない。でも値段だけは相応かむしろ割高という、会員以外誰も買わないようなものになっている場合が多い。

大体商品の質がいいから売れるって言うなら、日本アムウェイなんかは全盛期に比べて売上が半減するわけないよね。

特徴⑥ビジネスとして捉えられず、サークル感覚で取り組んじゃってる

ネットワークビジネスって言うように、名前にビジネスって言葉まで付いているのに、なぜかサークル感覚で取り組んでるような奴らが多すぎる。

まぁその理由は、誘う側がそもそもビジネスっぽい雰囲気をなるべく出さないようにしているから。ネットワークビジネスはライフスタイルだぜ!とか言っちゃう人もいる。

ビジネスっていう面が出てくると胡散臭さがにじみ出てくるから、なるべくその部分は出したくないんだろうね。だからサークル感覚でできるような受け止め方をするようにして誘う。

都合のいい部分だけを言っていくってことだよね、この商品に切り替えるだけでお金が入ってきたら良くない?みたいな。

でもさー、ただでさえ狭き門の中で、ビジネス感覚すらない人が成功できるわけないじゃん?ビジネスだよ?ビジネス。

少なくともさ、事業計画だとかそういうのをマジで考えて取り組むぐらいのことは大前提だと思う。どれくらいの売上を達成するためにはどれだけの会員を増やさないといけなくって、そのためにはどれだけのアポをこなす必要があるのか。

どれくらいの打率でコンバージョンさせられるかとか、そのへんまでしっかり考えてやっていかないと結局ダラダラやることになる。

よく言うのがさ、計画を立てるまでが仕事。それをこなすのは作業でしかない、って言葉。

ずっと作業ばっかしているような人間が成功なんてできるわけないってのは何となくわかんねーかな?

特徴⑦好きだからやっているとか言っちゃってる

これ聞いたらはいウソーって言いたくなる。少なくとも収入にならないんだったらやんねーでしょ?

お金のためにやってるわけじゃないって言いたいのかもしれないけど、そのせいでなおさら薄っぺらく見えちまうよ。

結局これも稼げていない言い訳にしかなってないんだよなー。お金になってないから、だからお金のためにやってるわけじゃないって言いたくなっちゃう。

正直に金のためにやってるって人のほうがまだ好感度高いよね。それならそれでそういう付き合い方できるし。中途半端になりすぎて、意識高い系にすらなれていないなんてホントに無様だなーって思う。

特徴⑧営業・勧誘ではなく伝える仕事だとか言っちゃってる

いやいや、勧誘だからね?営業だからね?あなた方がなんと言おうと立派な勧誘。法的にもね。

結局これも勧誘だとか営業って言葉にあまり良いイメージが持たれないから、少しでもその印象を変えようってことで別の言葉に置き換えてる。

いやいや、あなた方が伝える仕事だって言ったところで、声をかけられた方は勧誘されたとしか思ってないからね?これが現実。どう思って取り組んでいようが、された方からしたらまったく無関係なんだよなぁ。

ホントにこの業界って言葉の置き換えが好きでさ、そもそもネットワークビジネスって言葉自体がそうなんだけど。

この業種のビジネスモデルを表す言葉でもともとマルチレベルマーケティングって言葉があって、その和訳がマルチ商法。ただ、そのマルチ商法の会員たちが昔派手に暴れまくったためマルチ商法って言葉の印象が悪化。

その悪いイメージを少しでも遠ざけるために、新しくネットワークビジネスって言葉を使うようになった。だから、この業界ってそういうハリボデ的なものばっかで薄っぺらいんだよねぇ。どうしようもねぇ。

だいたいネットワークビジネスって紛らわしい。最初はインターネットを使ったビジネスのことだと思ってたもん。こっちは厳密にはネットビジネスって言えばいいのかしらね。どちらにせよ紛らわしいけど。

特徴⑨成功できると思っちゃってる

結局はそう。そもそもこっからまちがってるわけ。いくらネットワークビジネスで大金を稼いだところで、それは世間では成功なんて見られないよ。

いいとこ仲間内でちやほやされるだけ。それがいいなら別にいいんだけど、でも周りから見ていると滑稽だよね。

社会的に貢献出てきていない時点で成功なんてものとは程遠いんだよね。言い方悪いけど、ネットワークビジネスは市民権を得ていない。

成功したいと思ってネットワークビジネスに取り組んでいるのなら、即座にやめたほうがいい。成功できねーから。

あなたが思ってる成功なんてのは、そんなものは成功でも何でもない。残念でしたー。

ネットワーカーなあなたはどれくらい当てはまったかな?

てことでつらつら9つ書き出してきました。ネットワーカーの皆さん、どれくらい当てはまったかな?

ちなみにね、散々こき下ろしておいてなんだけど、別にわたしはネットワークビジネス否定派ってわけでもない。別に肯定もしないけど。

ネットワークビジネス以外何もいらない!お腹いっぱい!って人は馬鹿にしてるけど、でもインカムの一つとしてうまく使いこなしてたり、あるいはコミュニティビジネスとして成立させている人なんかはさすがだなーって思ったりもしている。

要はさ、ゴミみたいなマルチ商法でも使い方次第ってことで。うまく使ってる人はすごいねって思うぐらいには認めてるよ。自分がこれからやろうって気はサラサラないけど。

ということこのへんで。それではまたーねー。