わたしも一時期速読教室に通っていたわけですけどね、ちょっと本を読む速度を早くしたいって時期がありました。
とはいえ、普段から本を読んでいるのもあって特別読むのが遅いってわけでもなく、ただ早く読むことへの興味だとかそういうので通ってたんだけど。
んで、この速読のメカニズム。本を読むスピードって個人差ありますけど、これってちゃんとした理由があってですね。
ちゃんとメカニズムが解明されているからこそ速読なんてものが存在するわけです。
読書速度ってのは速くできるものですし、速読も身につけられる技術なんですよ。もちろん個人差ありますけどね。
捉え方の違い
読書速度の速い人と遅い人の違いってのははっきり言ってただ一つ。文字の捉える広さです。
例えば例を挙げると。
今日はとってもいい天気でした
という文があるとします。
これを、読書速度の遅い人は、今、日、は、と、っ、て、も、い、い、天、気、で、し、た、と一つづつ読むんです。極端に言うとですけどね。
これが読書速度の早い人の場合、いくつかまとめて読んでいくんです。
今日は、とっても、いい天気、でした、とまとまりで読んでいくことができるんですね。読むのが早い人はこれを無意識にやっているわけです。
そしてこれがもっとすごい人だと、例えば一行ずつ捉えたり、あるいは1ページづつ、さらにはいわゆる速読のイメージと言ってもいいパラパラして読む、というところまでいけるわけです。
そうすると、逆に普段あまり読まないような単語や知らない言葉があるとまとまりで読めなくなり、読書速度が遅くなります。
いわゆる難しい本がなかなか進まないっていうのはこういうことなんですよね。
読書スピードは反復練習で上がる
基本的には読書量を増やせば読書速度は上がります。読む量を増やすことで語彙力を増やし、また単純に読むこと自体に慣れていくことができるためです。
ただ、ある程度になると速く読むためのトレーニングをしないと速度は打ち止めになります。
具体的には、まとまりで読むトレーニングをしていくことで読書速度はまたそこから伸びていきます。
これは、まとまりを目で捉えていく練習と、もう一つ頭でまとまりを処理する訓練になるんだそうです。
だからこのトレーニングは最初はめっちゃ疲れます。笑
目も疲れますし、脳が疲れているような感じにもなります。脳が疲れるのか知らないですけど。糖分が足りないみたいな感じ?笑
いろいろと速読のトレーニング本もでていますね。
速読スクールに通ってもいいんですけど、結構なお金がかかりますのであまりオススメはしないですね。値段分の価値があるかと言われれば結構微妙な気がしますので。
ただまぁ、この仕組を知っているかどうかで読み方も変わってくると思いますんで、簡単に勉強はしておくといいとおもいます。だって速く読めるようになれば楽しくなるでしょ?笑
それではまたー。