たぶん、書くためにはある程度の読書量は必要なんだとは思う。たまに作家でも本を普段読むことはないみたいに言う人もいるけれど、まあおそらくそれは少数派だとは思う。
わたしも読書量にはそれなりに自身はあるんですよ。そこそこ本を読んでいる方ではあるとおもう。
そんでもって漠然と、なんとなーく文章力はあると思ってたんですけどね。いざブログとかはじめて見ると自分の文章を書く能力の未熟さが身にしみて身にしみて。
今ならはっきりいえますね、結局は書かないと文章力は上がらないですよと。
結局は反復練習
技術ってのは頭で理解してるだけではなかなか実践できないものなんでうすよね。頭と体が連動しない。知識だけでは経験は超えられないってのはそういうこと。
だからこそ、そこは反復練習でアジャストしていかないといけないんです。野球でもそうでしょ、ミートさせるための知識があっても実際に真芯で捉えるのはそうそう簡単じゃない。
ただまぁ、読書をすることで語彙力は上がります。扱える言葉は増えていくとは思う。でも、書く練習をしていかないと使いたい言葉が出てこなかったりする。
知識を体に染み込ませることで、それが技術になっていくのかな?要は使いこなすことを覚えないといけないってことですね。
言葉を使いこなすのは難しい
ホントね、上で書いたことではあるんだけど使う言葉を選ぶのって難しい。
語彙力がそれなりになると、ちょっと難しめな言葉を使いたがっちゃうんですよね。中二心というか。かっこつけちゃうんだけど、これが実に傍から見ているカッコ悪い。
だってさ、これって読む人のことを考えていないっていうか、難しい言葉ばかりの文章って単純に読みにくい。
良い文章ってのは誰が読んでも正確に伝わる、かつ読みやすい。かっこつけただけの文章は良い文章とはいえないんですよねー。
とはいえ、優しい言葉ばかり使って、伝えたい事がうまく伝わらないってのはそれはそれで本末転倒。難しい言葉にはそれはそれで存在している意味があるんだから。
その時々に応じた、ふさわしい言葉を選べるようになることがまずは文章力の第一歩じゃないかなって思いますね。
文章力の本質
文章力ってのは、結局のところどれだけ読み手のことを考えて書けるかということだとおもいます。
読み手が求めているのは、気取った文章や持って回った言い回しじゃなくって、知りたい情報をすばやく知りたい。結局のところこれだけなんです。
特に今のネット時代においてはそれが顕著になってきました。もうみんな文章なんてザッピングする感覚で読んでるんですよ。だから書き手側もそのスピードを意識しないといけない
インターネットにはインターネットの、他にも本だったり新聞だったり、それぞれふさわしい文章の形があるってことなんです。
これはある意味で、読者層の問題でもあるのかなとも思うけど。そういう意味ではやっぱり読み手のことを考えるってのが文章力の本質なんだろなって思う。
ことネット上の文章としてはイケダハヤトさんから習うことは多いです。この本も大変参考になりました。さすがに長年ネットで戦っている人は違うなと思う。
まぁ炎上マーケティングだったり普段のふるまいだとかは見習わないほうが良いとは思うし、人間として全然好きな人ではないんだけれどこの本に関してはめちゃくちゃ参考になります。
むしろこの本を読んで最近のイケハヤさんを眺めてみるのもまた一興……。それえではまたー。