たぶん、これ工場に勤めてる人しか知らないとおもうんですけど。
工場の表の主役がフォークリストなら、影の主役はBishamon(ビシャモン)。これは間違いないんです!
工場勤めのわたしとしては、やっぱりBishamonについて語らずにはおれんのですよ。
細かいところに手が届くBishamon
Bishamonは、いわゆるハンドパレットトラックと呼ばれる物流機器で、愛知県高浜市に本社を置く株式会社スギヤスのブランドです。
パレットと言われる、なんでしょう、台のような、お皿のようなものにのせた品物を、手動で運ぶことができます。
↓パレット
パレットを運ぶのは本来は、フォークリフトの役目です。
↓コイツです。
このフォークリフトが入れないような狭い場所や、持ち出すまでもないちょっとした移動などで活躍するのがハンドパレットトラック、Bishamonなのです!
油圧、あるいはモーターの力でパレットを持ち上げ、人間の手で操作され思うままパレットを移動することができるわけです。
変幻自在のBishamonは、まさに工場の陰の主役と言うにふさわしいわけです。
Bishamon感あふれる外見
Bishamonの特徴の一つがそのデザインです。その名の通り毘沙門天の槍からネーミングは来てるわけですが、そのしっくりきすぎる名前のセンスがやばいのです。
さすがに若干デザインは違いますが、Bishamonの毘沙門感ははんぱないのです。
この二股の槍をパレットに突き刺すわけです。まさに毘沙門!!
このBishamonの国内シェアはもちろんナンバーワンで、6割を超えるそうです。
ハンドパレットトラックの総称としてもBishamonと言われるぐらいで、他社の製品でもハンドパレットトラックならBishamonと呼ばれるぐらいなわけです。
デザインの力は偉大です!!Bishamon半端ないっす!!!
押すのではなく引っ張る
工場勤務なら知らない人はいないというほどの常識と言っていいBishamonの使い方ですが、素人が使うと逆にBishamonに振り回されてしまうのです。
初めて使う人はほんとに振り回されます。マジで危ないっす。
この原因は、Bishamonを押そうとしてしまうため、うまく操ることができなくなってしまうのです。
見ての通り、Bishamonの舵(ステアリングホイール)は手前にあるのです。
車と同じで、舵取りは本来前輪にある方が操作はしやすいんですよ。
押してしまうと、舵取りが後輪になってしまうわけです。
Bishamonの正しい使い方は、引っ張るです。間違えないでくださいね、ホントマジで振り回されますから!!!!
実際使ってる人ならわかると思うんですけど、工場においてBishamonは必要不可欠です。
マジで陰の主役なんです。ちなみにBishamonはAmazonでも買えます。
DIYなんかをよくする人にはうってつけじゃないですか!買ってしまってもいいんじゃないでしょうか。