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APOKARU POST

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清水健「112日間のママ」を読んで思ったこと。泣いた、で終わらせてはいけない

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そもそもがノンフィクション自体を読まないんですけども。さらにはこんなスイーツ(笑)が読んでいそうなのを手に取るなんて……。

なんつーか、書店のポップとかで泣ける!みたいなことを書いてあると敬遠しちゃうたちというか。泣けるからなんやねん、って思っちゃう。

泣けるかどうかとおもしろさって完全に別物なわけで。じゃあなんで手に取ったかというとタイトルにちょっと惹かれたから。

清水健さん自体をろくに知りもしないのによく読もうと思ったなぁなんて今では思ってもいますけど。

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知らない人のノンフィクションはフィクション作品と変わらない

正直、関西圏に住んでるわけでもない自分からしたらシミケンさんって全然知らないんですよね。読売テレビの番組なんてミヤネ屋ぐらいしか知らんもん。

なので、当時のシミケンさんの状況なんかもまったくわからないわけで、そんな自分がこの本を読んでもああこんなことがあったのね、で終わってしまう。

要するに受け取る側からしたらノンフィクションかどうかって実はあんまり関係なくって、読んでておもしろいかどうかって意味ではフィクション作品となんら変わることがないんです。

シミケンさんを知ってる人からしたら感情移入してしまったりするのかもしれない。でも自分からしたら、文章はメタメタで読みづらいしかなり無理してる感のある文体はなかなか馴染めなかったですね。

泣いた!で終わらせてはいけない

Amazonのレビューなんかでは圧倒的に高評価で、それ自体を否定するわけではないんですけども。奥様の強さや家族の愛に感動した、ってのもそれはそれでいい。

でも、それだと結局消費して終わってしまうだけになってしまうんです。

この本からどういったことを受け取るかは人それぞれだとは思いますけども、わたしはこの本から人は思いもよらないタイミングで亡くなることもあるなんてことを漠然と感じていました。

だからこれを読んで泣いた!って終わらせてはいけないと思うんです。身近な人がそうならないように、どうしていけばいいのかななんてことを考えないといけない。

例えば家族や恋人にがん検診に行くことを勧めるだとか。日本においてがん検診の受診率は全世代通してもほぼほぼ50%を超えていないなんてデータもあります。

www.med.or.jp

特に日本は先進諸国と比べても受診率が圧倒的に低いようです。つまり、この112日間のママのようなことが多くの人に起こりえるということです。

この本を読んで感動したって人こそ、それだけで終わらせてはいけないんです。同じようなことが自分の身に降りかからないように、できることをしていかないといけないんです。

わたしとしてはそれほど感情移入はできなかったですけども、でも身内がこうなったら嫌だなとは思いました。

まずは身近な人から、日本のがん検診の受診率を向上させられるきっかけに少しでもなるのなら、それでこそこの本の存在意義が出てくるってもんじゃないのかなと。

以上、あぽかる(@apokaru)でした。それではまたー。