ジャニーズにおけるバンド編成のグループの立ち位置についての考察

ジャニーズ
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ジャニーズでバンドって言ったらそりゃもうTOKIOなわけですけど、アイドルとバンドって結構親和性が高いと思うんですよね。

関ジャニ∞はバンドスタイルでリリースしている曲もあって、最近では音楽番組でも自分たちの演奏で曲を披露していることがちょくちょくあり、Hey!Say!JUMPもライブではパフォーマンスの一環としてバンド形式で演奏していたり。

もともとロックとかメタル好きな自分としてはなんつーか、ジャニーズからもうちょっとバンドグループみたいなのがあってもいいのかなぁとか思ったので、ちょっとその辺の考察をしてみようかなーと。

TOKIOの今の人気だとか、ジュニア内のグループだとかその辺を掘り下げていきます。

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TOKIOのアイドルとしての人気とロックバンドとしての人気

アイドルとしてのTOKIO

メンバーの誰かしらをテレビで観ない日はないってくらいのTOKIOですけど。国分さんが今年の上半期のテレビ出演数でトップとかいうのもみましたね。

www.oricon.co.jp

他にも、グループの冠番組であるザ!鉄腕!DASH!!も化け物じみた視聴率を持っています。↓が直近の放送四回分の数字。これだけでもその凄まじさがよくわかると思う。

  • 7/10  15.2%  

  • 7/3  18%

  • 6/26  16.5%

  • 6/19  18.0%

もはや本業がアイドルなのか農家なのかわからないとか言われてたりもするけど、農家アイドルみたいなもんでもいいと思うんですけどどうでしょ。

とはいえ、少なくともテレビではトップレベルの人気を持っているグループだといえると思います。さすがTOKIO。

ロックバンドとしてのTOKIO

その一方で、音楽アーティストとしてのTOKIO、すなわちロックバンドとしてのTOKIOは全然売れてないんですよね。

例えば、直近6年くらいでオリコン一位になったのは一作品のみ。10万枚以上売れたものはなし。

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宙船だったりAMBITIOUS JAPANだったりとたまにスマッシュヒットをかましてくれますが、基本的に売上は低調です。

音楽業界自体が不況になってきている昨今、数万枚売れれば十分とも言われもするけど、でもかのジャニーズですからね。A.B.C-Zより売れてないからね、べつにA.B.C-Zをディスリたいわけではないよ!

ツアーのファイナルも日本武道館だったりと、ドームでバンバンライブをやってる他のジャニーズグループに比べると動員も相当少ない。

まじめにこれは結構不可解ではあるんですよね。人気があるのにCDは売れない、ライブも人が来ない。

このへんちょっと考えてみると、要するにTOKIOの音楽性が受け入れられてないってことなんだろうなぁと。結局はアイドルとロックは合わないってこと?

ロックバンドとして見たTOKIOって決して質が低いとは思わないんですよね、演奏が下手ってこともないし、長瀬くんの歌唱力も結構なもん。

ある程度ロックとしてちゃんとしているからこそ、逆に音楽としてはジャニーズファンには受けないってことなのかなぁ?

ロックバンドならジャニーズである必要が無い?

これは別にTOKIOがどうこうって話ではないんですけど、ロック好きな人がロックな音楽を求めてジャニーズを聴くってことはまぁたしかにないんだろうなと思います。

ロック聴きたいならそれこそロックバンドのCD買うよねっていう。まぁそりゃそうだ。

イケメンが好きでかつロックが好きって人は、ロックなジャニーズアイドルよりもイケメンのロックバンドを探すよねっていうね、そのほうが遥かに手っ取り早いのは間違いない。

ジャニーズとロックじゃあ音楽業界でも市場が違いすぎて、ジャニーズからロックバンドとしてデビューさせても結局市場とのアンマッチがあって、そう思えばジャニーズからバンドグループが出てこないってのも納得ではあるなぁ。

ってことはあれだなぁ、結局親和性が高いってのはわたしの思い込みってことですね。まぁそんなもんか。

消えていったバンド編成のジュニア内グループ

実はジャニーズJr.の中にはバンドグループってちょいちょいいたんですよね。

割りと最近のグループではFIVEとかQuestion?とか。KAT-TUNだとかのバックバンドでDVDとかにも映像残ってます。

ただ、このへんはことごとくデビューできずに解散してしまっています。

そもそもがデビューできずに解散していくグループが多い中で、さらにバンドグループとなったらハードモードすぎるってことかねぇ……。

バンドグループがTOKIOだけってのはなんか寂しすぎるんで、そのへんどうにかならないかなぁとは思ってますけど。

これからのジャニーズのバンドグループの方向性

ジャニーズ的にもバンド自体は諦めていない感はあります。やっぱり事務所的にもTOKIOの後釜的なのがほしいってことかな?

最近ジュニア内で結成されたLove-tuneはダンスもするけどバンドでのパフォーマンスをするってグループで、バンドもあくまでスタイルの一つであって一つの武器であるとしている。

さらにメンバーが途中加入もあって、その傾向はさらに強くなったなーと。要するに、バンドだけだと戦っていけないからいっそのことなんでもできるグループ作ろうぜって感じ。

でもこの方向性はいいと思いますけどね。動画とかで見てもすでに結構いい感じになってきてるなーって感じあるもの。

youtu.be

何でも演るっていうのはある意味では関ジャニ∞に近くて、ダンスもするしバンドもやるしコントもやるし本当にいろいろやってきていて、それが後輩グループにいい影響を与えてきていると思います。

少なくともエイターの中ではバンドとしての関ジャニ∞はそれなりに支持されていると思うし。

Love-tuneがこの路線でデビューできるところまで行けるかどうかってのは、ジャニーズ的にも一つの試金石になっているようにも感じますね。果たしてどうなるか。

エグザイル一族もバンドっぽいのをやりだしてきてるしで、ジャニーズ的にも負ける訳にはいかないってところでもあるんでしょう。って感じでちょっと対立煽り。

個人的にはLove-tuneはジュニアでもSixTONESに次いで気になっているグループなんで、デビューできるといいなーとか思っていますけどね。

それではこのへんで。以上、あぽかる(@apokaru)でした。