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ジャニヲタファイナルブログ

作家

おときた駿「ギャル男でもわかる政治の話」の紹介と感想。少年漫画好きへ向けた政治入門書かな?

ブロガー議員として知ってる人は知っている、都議のおときた駿さん。 いつだかの都知事選ではなんつーか小池さんのおまけみたいな扱いというか、文春によって悪目立ちもしましたが。 それ以降、バイキングに出演してたり、先日の小池さんの塾の試験だったり…

清水健「112日間のママ」の紹介と感想。泣いた、で終わらせてはいけない

そもそもがノンフィクション自体を読まないんですけども。さらにはこんなスイーツ(笑)が読んでいそうなのを手に取るなんて……。 なんつーか、書店のポップとかで泣ける!みたいなことを書いてあると敬遠しちゃうたちというか。泣けるからなんやねん、って思…

芥川賞受賞作、村田沙耶香「コンビニ人間」を読んでの感想

第155回芥川賞受賞作として話題になっている村田沙耶香さんのコンビニ人間。 個人的には芥川賞作品よりも直木賞作品のほうが好みかなぁと思ってはいるのですが、受賞の報道などで村田沙耶香さんを観て、なんというか作家のキャラクターというか天然ぶりに作…

「僕は、楽しい話を書きたい」伊坂幸太郎さんの仙台ぐらしを読んで少しだけ泣きそうになった

小説家、伊坂幸太郎さんのエッセイ集に仙台ぐらしというものがある。タイトルから分かる通り、この本には仙台在住の作者がそこでの暮らしを面白おかしく、ってほどではないにしろちょっとクスッとする程度に脚色した日常が収められている。 日常のちょっとし…

ブログ初心者はとりあえず手にとろう。かん吉さんの「人気ブログの作り方」「ブログ起業」を読んでの感想

ブロガー界隈では知らない人のほうが少ないんじゃないかっていうくらい有名な、わかったブログのかん吉さん。 わたしもブログ始めたばかりの頃なんかに参考にさせていただいたブログの一つで、今でも定期的にチェックしています。 www.wakatta-blog.com この…

スキル無しに独立するなら資格取得は試金石になる?横須賀輝尚 「お母さん、明日からぼくの会社はなくなります」紹介

以前一度読んだ本ではあったのですが。最近思うことがあって再読。 いや、この本ね、かなりいいこと書かれているんですよ。マインドに寄り過ぎた成功哲学だとか、再現性の低いノウハウ本だとか、そういったものに比べてだいぶ実用性が高いものになっていると…

朝井リョウ「何者」は完全なる意識高い系小説だった

すっかり定着しちゃった気もする意識高い系という言葉。 一般的なイメージとしては、TwitterとかFacebookとかでなんかかっこいいこと言ってるようなタイプになるんですかね。なにやってるのかよくわかんないけど、意識高そうなこと言ってるーみたいな?この…

長谷敏司「楽園 戦略拠点32098」はライトノベル史に残すべき傑作だ

この長谷敏司さんの楽園 戦略拠点32098、わたしの不勉強ゆえ存在すら知らなかったんですけどとんでもない名作でした。ライトノベル史に残さないといけない傑作。 長谷敏司さんの別作品の円環少女は読んだことないけど存在だけは知ってたんだけどね、この作品…

さとうみつろう「神さまとのおしゃべり」はまぁまぁ笑えるスピリチュアルだった

おしゃぶり?いやいや神様とのおしゃべりだから。笑えるスピリチュアルというだけあって、まぁまぁ笑えるスピリチュアルでしたよ。この本。 神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-posted with ヨメレバさとう みつろう ワニブックス 2014-09-…

漫画で考える地方のリアルとこれから。「地方は活性化するか否か」は読んでおいたほうがいい

地方創生だ町興しだなんだって最近よく耳にするようにはなってきたんだけど、その実それほど関心がないというか自分の住んでる自治体がなにやってるかって把握してる人はそんなにいないんじゃないんかなーと思うんですけども。 三年以内に地方への移住を決め…

池井戸潤「銀行総務特命」花咲舞が黙ってない原作、企業小説の枠を超えたクライムノベル

池井戸さんの作品の中でも、初期のものになるためか銀行を舞台にしていても少し趣向が違った事件が起こるなといった印象。 半沢直樹とかと比べるとミステリー的なのかな。この雰囲気は決して嫌いじゃない。 とはいえ、池井戸さんの代名詞でもある勧善懲悪的…

新庄耕「ニューカルマ」ネットワークビジネスの沼にどっぷりハマった男の末路

普段からネットワークビジネス、いわゆるマルチ商法にはあまり肯定的ではないわたしですけども。 合法なのはもちろん理解してるし、いいとか悪いとかを述べたいわけではないんだけども、それでもネットワークビジネスで成功しようってのはまさに修羅の道なわ…

池井戸潤「不祥事」。花咲舞が黙ってない原作はわかりやすい勧善懲悪で爽快感がある

この本を原作としたドラマもやっていましたね、花咲舞が黙ってないというタイトルで。 池井戸潤さんの十八番、銀行小説。相変わらずのわかりやすい勧善懲悪で気持よく読めますねー。 あらすじ 事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し解決に導く、臨店指導…

長岡弘樹「教場」これが警察学校のリアル?こんなにあぶねーの?

警察小説は数あれど、警察学校を舞台にした小説っていうとちょっとでてこない。それくらいには特異なのがこの教場。 警察学校って言葉は聞くけどもなにをやっているのか、どういったことを教えているのかってのは全然知らなかったわけで、こういう世界もある…

羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」命と筋トレ小説

又吉さんの火花との同時受賞、さらには作者ので羽田圭介さんのぶっ飛び具合で色んな意味で話題騒然だった第153回芥川賞。 このスクラップ・アンド・ビルドもいいですねぇ、なかなかわたしが普段読んでいる本とは違った味わいがありました。 なんつーか芥川賞…

池井戸潤「ようこそ、我が家へ」匿名の恐ろしさってガチで怖くね?

月九のドラマにもなったこの作品。原作とドラマとの相違点はちょいちょい知ってたんですけど。原作では相葉くんが主人公じゃないとかね。 でもこれあれだわ、絶対原作読んだほうがいい。原作のがはるかにおもしろいもん。ドラマ観た人は絶対原作も読みなさい…

「金持ち父さん貧乏父さん」お金の教科書、おさえとくポイントはたった2つ!

難しいことはいいんだよ!おさえとくポイントはたった2つだけだよ! お金の教科書として超有名なこの金持ち父さん貧乏父さん。最近ではマルチの勧誘なんかにと大忙しですが。 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単…

新庄耕「狭小邸宅」 仕事が楽しいってのは危険な兆候か?

たまたまこんな記事を見つけてちょっと気になっていて。ネットワークビジネスが題材って面白そうだなーって。 standbk.co その新庄耕さんのデビュー作がブラックな不動産屋のお話でKindleで安く読めそうだったので先に読んでおこうかなと。 結果それは正解で…

米澤穂信「真実の10メートル手前」 大刀洗万智シリーズ3

大刀洗万智シリーズでいいのかな、ウィキペディアなんかではベルーフシリーズって書かれていますね。一応さよなら妖精からシリーズとしてカウントしています。 とにもかくにも、王とサーカスから続く真実の10メートル手前。今回は6篇からなる短編集ですね。 …

森博嗣「作家の収支」 作家は意外と儲からない仕事か?

意外と知ってるようで知らない作家の収支。おもしろかったですね。 作家の収支をおもいっきり実例を上げて公開してくれたのが、森博嗣さんの作家の収支。作家の収入が平然と暴露されています。 作家の収支 (幻冬舎新書)posted with ヨメレバ森 博嗣 幻冬舎 2…

池井戸潤「空飛ぶタイヤ」は弱者が強大なものに噛みつく、勇ましい物語だった

あいかわらず池井戸潤さんにはまってます。それでも、この空飛ぶタイヤは今まで読んできた池井戸作品の中でも一番おもしろかったかも! あらすじ 走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。 ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の…

住野よる「君の膵臓をたべたい」はタイトル負けしない、中身の伴った青春小説だった

最近話題のこの「君の膵臓をたべたい」。タイトルの印象がバツグンですよね。 実際わたしも読むまでは猟奇的なのか、グロなのかスリラーなのか。そんなイメージでしたもん。 でも読んでみるといいですねーこれ、青春。Cali≠gariの依存という名の病気を治療す…

池井戸潤 「ルーズヴェルト・ゲーム」経営者のイズムという考え方

最近ではホントに池井戸潤さんの本ばっか読んでます。 今回のルーズヴェルト・ゲーム、社会人野球部とか言うわたし的にドストライクな題材の企業小説、やっぱり大満足でした。 この作品もドラマ化されていましたね。ドラマは野球の描写が結構残念だった記憶…

辻村深月「ネオカル日和」感想。まるでおもしろいブログの教科書のようだ

直木賞作家、辻村深月さんのネオカル日和。初のエッセイ集はまるでおもしろいブログの教科書のようでした。 作家のエッセイって結構好きなんですけどね、小説とかを読むのとまた違ったおもしろさがある。 辻村さん初のエッセイ集「ネオカル日和」も、辻村さ…

池井戸潤「下町ロケット」シリーズには男のロマンが詰まっている

池井戸潤さんの下町ロケット。第145回直木賞受賞作であるこの作品ですが、いやーもう文句なしの極上のエンタメですねこれは。 ドラマも好調な下町ロケットですが、原作もめっちゃおもしろいですよ!やっぱり宇宙開発っていいよなー。ロマンですよロマン。 技…

千田琢哉「人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。」本好きは自らをを肯定されたがっているんだな

読書家さんてね、なんてーかさみしがりやなんですよ。一人で家でできるような趣味しているくせに。 それもそのはず、読書ってのは作家と自分のコミュニケーションだから。寂しいから、リアルのコミュニケーションの代替として本を呼んだりしてるんだと思うの…

橘玲「マネーロンダリング」は唯一無二な金融小説だった

日本版金持ち父さん貧乏父さんともいわれる黄金の羽根の拾い方で有名な橘玲さん。 その橘玲さんのデビュー作である小説、それがマネーロンダリングです。これめっちゃおもしろいんですよ! あらすじ 香港在住のファンドマネジャー工藤秋生は、脱税を目的とし…

働きたくないから小説家になった。森博嗣の仕事に対する考え方

かつては大学助教授と小説家を兼任していた森博嗣さん。 たぶん、大学助教授ってだけでもそのへんのサラリーマンよりもぜんぜん収入多いと思うんですよ。 そんな森さんが小説家になろうとおもったきっかけが、いわゆる将来への不安。 といってもここでちょっ…

池井戸潤「半沢直樹シリーズ」は痛快最強無敵の銀行小説シリーズだ

大ヒットドラマとなった半沢直樹。その原作シリーズがオレたちバブル入行組からはじまる作品群。 なんだろう、原作のこのタイトルから内容がちょっと推し量れないよね。若干タイトルで存している気もする。 とはいえね、内容についてはピカイチ。ドラマ同様…

西尾維新「掟上今日子の挑戦状」ミステリー入門にぴったりな一冊

絶賛ドラマ放映中の掟上今日子さん。刊行順で言えば3冊目にあたる今作。 ただ、どこから読んでも大丈夫なシリーズなので刊行順はぶっちゃけどうでもいいとも。 あらすじ 鯨井留可がアリバイ工作のために声をかけた白髪の美女は最悪にも、眠るたびに記憶を失…